【はじめに】
はじめましての方は初めましてえありすです!
S35,ポケモン剣盾ランクマッチお疲れ様でした.
これから強くなりたいので,「反省」と「記録」の意味を込めて自分の考えていたことを言語化します.自己満ではありますが,よろしければご高覧下さい.また,誤字脱字等にはご容赦ください.
以下常体.
【コンセプト】
・有象無象の構築に対して再現性の高い基本選出
・最低限のサイクルを回してエースを通す
・数的有利をとってから詰める
【構築経緯】
数値受け2枚+エース1枚の基本選出を軸として構築を組んだが,インフレした高火力ポケモンや電磁波が飛び交う環境において,自分の「構築力」と「プレイング力」に限界を感じたため解散.
そこで,「数的有利を積極的に取りに行くこと」と「最低限のタイプ受けサイクル」の2点を可能とすることができると考えて, "イベルタル+ザシアン+カイオーガ" の並びを構築の軸に据えた.相手のザシアン,ゼクロムの並びに対応するためにHBゴツメランドロス,カイオーガへの解答としてHD万能傘ルナアーラ,襷枠に黒バドレックス (後述する個体とは別個体) を採用.
上記の構築ではステロ+電磁波の展開に隙を見せ,襷を盾にした詰めの遂行が思うようにできなかったため襷黒バドレックスをスカーフメタモンに変更.また,HD万能傘ルナアーラの汎用性が低いと感じたため,カイオーガには対面で殴って処理するルートのみを用意し,A特化ザシアンに対して後投げからでも何かしらの仕事が可能なルギアへ変更して構築を完成させた.
しかし,流行による逆風もあり,自分の実力ではルギアの強みをなかなかいかせないと判断したので,挑発+アロマセラピーを搭載したサポート性能の高い襷バドレックスを採用.最後にHBゴツメランドロスをHBゴツメルナアーラへ変更して最終的な構築 (以下) が完成.
【結果】
TN Aerith 最高R1850最終宇宙
TN MadeinHeaven 最高最終R1928
【個体紹介】
イベルタル@命の珠 ダークオーラ
201-183(252)-115-×-119(4)-166(252+)
s-最速
破壊神.
破壊性能が高すぎて,ダイマックスはシーズンを通してほぼ全部イベルタルに切った.
先制技である不意打ちを高火力で打てる点や,黒バドと対面 (後投げ込み) してからイカサマや追い風でテンポをとれる点があまりにも強かった.
追い風や不意打ちのおかげで初手ダイマをきっても,自身が腐ることや,相手のダイマックスで切り返されることが少なかった.
圧倒的MVP
201(204)-×-111(4)-220(236+)-161(4)-118(60)
潮吹き 波乗り 雷 冷凍ビーム
s-追い風下で最速+1 90族抜き
グラードン,カイオーガ入りに対して初手置きすることが多かった.
ミラーに関して,チョッキ持ちに対してはほとんど上を取っており雷2発で,またスカーフ持ちに対しては返しの雷でワンパンできるのでかなり強かったが,両方の場合で "雷一発麻痺痺れ" が対面負けの要因となる点が微妙であった.
HDに甘えたグラードンを晴下の眼鏡潮吹きでワンパンすることができ,楽に拾えた試合も多かった.
追い風と合わせることで他の追随を許さないスイープ性能を誇る.
1900チャレは初手のオーガミラーから雷麻痺を引いてeasy winした.
ザシアン@朽ちた剣 不撓の剣
195(220)-244(252+)-136(4)-×-136(4)-172(28)
H-特化ザシアン意識でなるべく高く
A-特化
シーズン中盤に流行った鳳凰ナットの選出に対して,かなり窮屈な立ち回りを強いられていたためナットレイ意識でじゃれつく→インファイトに変更.
環境に存在しているほとんど全てのナットレイがHDベースの食べ残し持ちであり,カイオーガへの役割を一存していたので、交換よみでワイボなどを押すことも多かった.
最終日,ミラーは全て上をとられていたためsを削って耐久に回せばよかったかなとも思う.
黒バドレックス@気合いの襷 人(神)馬一体
175-×-101(4)-217(252)-120-222(252+)
アストラルビット アロマセラピー 挑発 怖い顔
s-最速
最終日の夕方に降りてきた革命ポケモン.
電磁波による運負けの低減,初手の電磁波+ステロ展開を阻害可能とする.
また怖い顔により,一方的にダイジェッター (主にイベル) の起点にならず,裏での切り替えしを可能とする.
襷を盾に詰めの盤面でも活躍した万能枠.
243(244)-×-155(252+)-159(12)-127-117
シャドーレイ 電磁波 鬼火 月の光
B-特化
最終日の深夜にランドロスから変更した枠.
環境にA特化ザシアンが多く,ゴツメランドロスの受け出しが成立しないことが頻発していた.シーズン中盤はHDの万能傘で採用をしていたが,深夜にA特化ザシアンへの後投げが成立することに気づきHBのゴツメで再び採用.
かみくだくや身代わりを採用したザシアンにめっぽう弱いが,最終日には1回しか見なかったので刺さりまくっていた.
またゼクロム入りにも強く立ち回ることが可能で,シャドークローをもった個体にも"選出の並び"で解決することができたため一度も負けなかった.
メタモン@拘りスカーフ かわりもの
155(252)-×-×-×-×-×
変身
相手の構築にネクロがいないときはザシアンのコピーを念頭に置いて選出を視野に入れ,主に詰めの盤面で活躍をした.
シーズンの途中で多く見られた"ジガルデ+ゼルネアス+ネクロズマ"の積みリレー構築に対しては全て選出し,一度も負けなかった.
スカーフ枠としてディアルガと入れ替えながら使っていたが,相手の選出が崩れること等に期待して最終的にメタモンを採用した.
【選出】
有象無象の並ぶに対してイベル+ザシアン@1と投げることが多かった.
オーガイベルを初手に投げる際には裏にルナアーラを置くこと,ステロ電磁波でテンポをとられそうな構築にはバドレックスを投げることを意識した.
困ったときはイベザシオーガの選出.
【重いポケモン・並び】
コスパムゲンダイナ
→突破手段が少ないため,隙を見せて積まれると突破がほぼ不可能となる.
→ディアルガとグラードンの並びに関して,「起点作成枠」か「崩し枠」かの見分けがつかず選出択になる上,初手のスカーフオーガを考えるとかなり窮屈な選出を強いられテンポを取られてしまう.
【改善案】
【反省点】
・闇雲に潜って時間を浪費する対戦が多々あった点
・メタモンの性能に頼ろうとして選出が歪み,その結果R1850 (10/23付け) のROMを失った点
・カイオーガに対して対面処理のルートしか用意しなかった点
【おわりに】
初めて構築記事を書いてみて,色々と見えてくるものが多いなと感じました.
特にメタモンをナットレイに変更していればもっと柔軟な立ち回りを可能としたかもしれないなと感じます.とはいえ,最終順位だけみると今までで一番いいですし,デフレ環境の中でも試行錯誤して頑張れたかなと思います.
改善点や反省点に関するアドバイス等があればコメント,DMまでよろしくお願い致します.
【Special Thanks】
応援してくれて,ポチべを取り戻してくれたぽぜすくん
いつも的確な構築アドバイスをくれて,雲の上の存在のるっさん
最後まで一緒に闘い抜いたてらさん
よろしければみなさんも仲良くしてください!